2014/12/09

ホテル開業情報(アマンリゾーツ・志摩)

ここのところ立て続けに
ホテルの開業情報がリリースされていますが、
またもやビッグニュースです!

志摩半島にあるリゾート施設、合歓の郷を運営する
三井不動産がアマンリゾーツを誘致して
志摩市に新しいリゾートホテルを開業することが分かりました。

今月には国内で初めてのアマンとなる
アマン東京が部分開業しますが、
今度はアマンの真骨頂ともいえるリゾートホテルということで
風光明媚な志摩半島という立地も含めて、期待は膨らむばかり。

すでに10月から基礎工事が始まっていて
開業は2016年を目指しているとのこと。
日経電子版の情報なので、確かだとは思いますが、
また詳細がわかり次第、追ってご報告したいと思います。

2014/12/07

ホテル開業情報(マンダリンオリエンタルミラノ)

一体いつになったらオープンするんだろう・・・と
ニュースリリースから何年も経過してしまい
気をもむ新規ホテルがしばしばあるのですが、
そのひとつ、マンダリンオリエンタルミラノの公式サイトが公開されました!

実は前々からスタッフ募集の記事を目にしていたので、
開業することは間違いないと確信していたのですが、
その時点で情報を公開するのは時期尚早だろう、ということで
心の中でずっと暖めておいた案件でした。

ホテルの場所は、
ミラノの流行発信地、モンテナポレオーネ通りと交差する
モンテディピエタ通りに面していて、
ミラノを代表するスカラ座やドゥオモへも徒歩圏の便利な立地。
19世紀の建物を改装して、いくつか繋げ合わせた形になっています。

近未来的な雰囲気を感じさせる
コンテンポラリーなゲストルームや
インドアプールの備わるスパ施設など注目すべき点も多いホテル。
来るホテルステイのために、今からコツコツと資金を貯めておかなくては・・・。

<公式サイト>
マンダリンオリエンタルミラノ

2014/12/04

ホテル開業情報(ハイアットリージェンシー那覇沖縄)

昨日に続いて、またまた新しいホテルの
開業情報が飛び込んできました。

那覇市街の中心部を貫く、
メインストリートの国際通りに隣接する
牧志地区にいよいよハイアットリージェンシーが登場します。

国内では比較的多くのホテルを展開するハイアットですが、
沖縄へは初上陸となります。

地下1階、地上18階建ての建物で
最上階にはダイニングが設けられるとのこと。

沖縄に行くときは、リゾートホテルを目指しがちですが、
ハイアットが出来れば、那覇での滞在が選択肢に加わるので、
那覇を拠点にして、まだ行ったことのない東部や南部へも
足を伸ばすことが出来そう。

開業は来年の7月ということで、
どんなホテルになるのか、続報が楽しみです。

<ニュースリリース>
ケンコーポレーション

2014/12/03

ホテル開業情報(翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都)

2015年春、京都にまた新しく
外資系のラグジュアリーホテルが誕生するとの
情報を入手しました。

全くノーマークだったので、
僕自身も初めて知る情報ばかりなのですが、
スターウッドホテル系列の最上級ブランド、
ラグジュアリーコレクションがいよいよ日本に初上陸します。

場所は京都の嵐山。
日本古来の伝統色を用い、神秘的な月をテーマにした
和モダンの客室からは保津川越しに嵐山の絶景を楽しめるとのこと。

奇しくも同時期には東山に
フォーシーズンズホテル京都が開業を控え、
まだ噂でしかありませんが、アマンリゾーツも動きを見せており、
京都は一気にラグジュアリーホテルの聖地となりそうな気配・・・。
楽しみがまたひとつ増えました。

<ニュースリリース>
森トラスト株式会社

2014/11/05

ホテル開業情報(アマン東京-2)

アマン東京について続報です。

昨日の記事で12月22日に開業する旨を
お伝えしましたが、
いてもたってもいられずに(?)
早速、いつもお世話になっている
アマンリゾーツの予約担当の方に伺ったところ、
客室が稼働するのは来年の3月1日からで
レストランなど一部が先行して開業するとのことでした。

自分自身は開業から1ヶ月程度経って、
落ち着いた頃に宿泊しよう・・・という
スタンスを取っていますが、
ものは試しにチェックしてみたところ、すでに3月1日は満室でした(苦笑)。

ひとまず先行開業した暁には
下見も兼ねてお茶しにでも行ってみたいと思います。

2014/11/04

ホテル開業情報(アマン東京-1)

速報です!

謎のヴェールに包まれていた
アマン東京ですが、
来る12月22日の開業がアナウンスされると同時に
公式サイトもオープンしました。

アマンリゾーツが東京のような都市に
ホテルを設けるだけでも珍しいことですが、
都心の高層ビルの上層階というロケーションにも
好奇心をかきたてられます。

さすがに全室がスイート仕様という訳ではなく
客室料金も想定していたよりも
落ち着いた設定だったので、個人的にはホッとしています(笑)。
とはいえ一番スタンダードな部屋でも
71平米・・・とは流石です。

言葉で説明するよりも
まずは公式サイトのPicture tourを見てください・・・。

開業後しばらくは混み合うことが予想されますが、
当サイトでもホテルレポートを公開予定(は未定)ですので
それまでいましばらくお待ちください。

<公式サイト>
アマン東京

2014/08/06

LCC搭乗レポート(ライアンエア搭乗編)

前回に引き続き、
ライアンエアの搭乗レポートをお届けします。

フランクフルトの地名を強引に使用している感のある
ハーン空港を拠点とするライアンエアですが、
本家のフランクフルト国際空港からは
バスで直接移動することが出来ます。

乗り場はANAやルフトハンザなどスターアライアンス加盟各社が
発着する巨大なターミナル1ではなく、
少し離れた場所にあるターミナル2の9番出口を出たところ。
ただし、始発はフランクフルト中央駅のため
この日はもうすでにほとんどの席が埋まっていて若干焦りました。



チケットは当日、運転手さんから購入すればOKですが、
事前にネットで購入することも可能です。
途中、渋滞もありましたがおよそ1時間30分ほどで
ハーン空港に到着しました。

空港に到着したら何はともあれ
カウンターでVISAチェックをしてもらいます。
かなり並ぶという噂でしたが、混雑していない時間帯だったのか
すぐに自分の番が回ってきて、あっという間に手続き終了。

カウンターはターミナルAにありますが、
小さい空港ながらターミナルがAとBに分かれているので
手荷物検査場に進む際は
自分の乗る便がどちらから出発するか確認してから移動しましょう。

自分はターミナルBを利用しましたが
手荷物検査場の入口脇にはマクドナルドがありました。
手荷物検査場を抜けたあとにも、
簡素ながら、免税店と売店、軽食が食べられるカフェがあるので、
小腹を満たすことは可能です。

ライアンエアの基礎編でも触れた
厳しいと評判の手荷物検査については、
空港のいたるところに手荷物のサイズを測るゲージが設置されています。
自分も恐る恐る奥行き1cmオーバーのバゲージを入れてみたところ
何とかゲージの中にピタっと収まりました。
(ちなみに隣に写っているのはレトロな雰囲気のタバコ販売機)



ですが、搭乗の際には何も言われることなく
チケットを見せてあっさりゲートをくぐれました。
実際にはどうしてそんなにと思うほど
手荷物を持ちこんでいる人も見かけたので
荷物に関しては、それほどシビアではなくなったのかもしれません(主観ですが)。

搭乗時間は15分ほど遅れたものの、
マラケシュにはほぼ定刻どおりに到着しました。
3時間半ほどのフライトでしたが、
1番前の座席だったので、足元の窮屈さも味わうことなく、
左側の窓際席からはジブラルタル海峡も見下ろすことが出来ました。

あと・・・面白いと言っては失礼なのですが、
CAさん(ほぼ男性)たちが目の前で
機内販売の売り上げが合わないらしく
あーだこーだいいながら計算機を叩いてる姿は何とも新鮮でした。

乗る前は不安な点ばかりだったライアンエアでしたが、
LCCデビューは思ったほど問題もなく
バスの代わりに飛行機に乗るという感覚が少しわかったような気がします。
でもやっぱり運次第?なところはある気がするので、
心と時間に余裕があるときにチャレンジした方がいいかもしれません。

2014/08/03

LCC搭乗レポート(ライアンエア基礎編)

今回のマラケシュ旅行では、
東京⇔フランクフルトをANAで往復して、
その先はドイツ国内を経由して、モロッコへ入ることに決めていました。

モロッコへ入るにはロンドンやパリの方が
便利なことを知っていましたが、
昨年の夏スケジュールで
ルフトハンザがデュッセルドルフ⇔マラケシュの直行便を
運行していることを確認していたので、
今年の夏スケジュールでも運航することを予測してのことでした。

ところが、今年のスケジュールでは
ルフトハンザの直行便が飛ばないことがわかり
困っていたところ、同日乗り継ぎできる時間帯に
アイルランドを拠点とするLCC、ライアンエアが
フランクフルト(*)⇔マラケシュ便を運航していることが判明。

(*)同じフランクフルト空港を名乗っていますが
ライアンエアが使用するのはフランクフルト市内から
車で90分ほど離れた場所にあるハーン空港のことを指します。



ライアンエアについては、あまりいい評判を聞いていなかったのですが
背に腹は代えられないということで、
思いがけず、初めてLCCを利用することとなりました。
(ちなみに帰りはスケジュールが合わず、
ルフトハンザ系列のLCC、ジャーマンウィングスを利用してケルンに戻ってきました)

事前に調べたところでは、
1) 機内持ち込み手荷物は55×40×20cmかつ10kg以内の1つのみ
2) 荷物の大きさは計測が厳しく行われる
3) 荷物のサイズや重さが超過した場合は、高額な追加手数料を徴収される
4) 座席は自由席なので、搭乗前に長蛇の列ができる
5) 事前に自分でオンラインチェックインしないと、空港で追加手数料を徴収される
6) EU以外の居住者はVISAチェックを受けるため、長蛇の列に並ばないといけない
・・・などなど不安になる要素ばかり。

でも、そのルールを守りさえすれば
かなり格安な運賃で移動できるのも事実。
旅に出る際の荷物を極力少なくする自分にとっては
持っているバゲージの奥行きが21cmで
1cmオーバーしてしまうことだけが心配でした。

ところが、この厳しいルールが大幅に改定されて
機内持ち込み手荷物は上記に加えて
もう1個(ハンドバック程度)を持ちこめるようになり、
座席もアットランダムながら事前に割り振られるようになり
搭乗前に長蛇の列を作らなくても良くなったのです。
(自分の場合は、旧ルール時代に優先搭乗の権利を購入していたせいか、
オンラインチェックイン時に自分の好きな席を選べました)

先述の厳しいルールこそがライアンエアの特徴で
かつLCCの醍醐味みたいなところがあるせいか、
今回のルール改定について、自分が参考にしたLCCの情報サイトでは
残念ながらほとんど触れられていません。
このブログで報告することで(検索に引っ掛かって)
そこまで不便じゃなくなった、ということを知ってもらえたらと思います。

ということで思わず長くなってしまったので、
実際の搭乗については次回改めてご報告したいと思います。
いましばらくお待ちください。

2014/07/15

ホテル開業情報(マンダリンオリエンタルマラケシュ)

今年は珍しく7月前半に夏休みを取って
モロッコのマラケシュを旅してきました。
ちょっと無理をしてしまったため
帰ってきてから、疲労で体調を崩してしまいましたが・・・。

さて、マラケシュでは新しいラグジュアリーホテルが
まるで綺羅星のごとく、瞬く間にオープンしています。
僕はずっと前から行きたい場所だったので、
お目当てのホテルがオープンするのを待てずに
フライングしてしまいましたが、
その中のひとつで、以前からお伝えしていた
マンダリンオリエンタルマラケシュの公式ホームページが
いよいよ公開されました。

前回のマンダリンオリエンタルマラケシュでは
公式ホームページがオープンしていたにも関わらず
開業が中止になるというアクシデントもあったので
(詳細はこちら→ホテル閑話(1)
本当にオープンするんだろうか?と勘ぐってしまう部分もありますが
今回は何とか無事に開業まで漕ぎつけてほしいものです。

ちなみにマラケシュでは、
パークハイアットマラケシュも年内の開業を予定しています。
マラケシュはとても素敵な場所でしたし、
まだまだ見足りない部分が沢山あるので、
次回、再訪する際はこのふたつのホテルをハシゴしてみたいなと思います。

<公式サイト>
マンダリンオリエンタルマラケシュ

2014/06/07

ロシア旅行メモ(エルミタージュ美術館事前購入&入場編)


今回のロシア旅行で一番楽しみにしていた場所、
それはサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館でした。

事前にいろいろと調べてみたところ
世界各地から観光客が訪れる美術館だけあって、
チケットを購入するには長蛇の列に並ばなくてはならず、
入場するまでが一苦労という体験談をよく目にしました。

元々、午後に行く予定を立てていたこともあり、
行列が出来るのは朝イチだけなのでは?と思いつつも
現地でお金を使わなくて済むことと、
万が一の行列を回避するため、事前にチケットを購入しました。

結果的にはこれが大正解(詳細は後ほど)・・・でしたので、
今回はウェブでのチケット購入方法と
意外と細かくは紹介されていない
現地での入場方法についてご紹介しておこうと思います。

<購入編>
ウェブでのチケット購入については
まずエルミタージュ美術館の公式サイト(英語版)へアクセスします。
トップページの左側にTICKET BOOKINGという
バナーが表示されていますので、クリックして次のページへ。

ここでは1日券または2日券が選べるので、
必要に応じて選んでください。
利用規約に同意して、ボックスにチェックを入れたら、
購入枚数を入力して、add to shoppingをクリックします。
※料金には現地では別途購入となるカメラでの撮影料も含まれています。

チケットだけを購入するのであれば、
後は料金を支払うだけなので、go to checkoutへ。
最初にまず個人情報を入力した後、
continue checkoutで次の画面へ移動して、クレジットカード情報を入力します。
(provinceは必須項目になっていますが、空欄で大丈夫です)

最後に再びcontinue checkoutボタンを押すと、
問題なければ決済が完了しますので、
後は登録したメールアドレスに届くバウチャー(引換券)をプリントアウトして、
現地へ忘れずに持っていきましょう!

<入場編>
実際に美術館を訪れたのは5月初めの日曜日、14時頃。
ゲートを抜けて中庭へ入ると左右に分かれて入場する形になりますが、
日曜日だからなのか、オープンから3時間半経過しているにも関わらず、
この日はどちらの入口も長蛇の列が出来ていました。


ですが、チケットを事前に購入した人は、
その列を後目に、スムーズに美術館の入口まで辿り着くことができます。
館内に入るとベテラン風情を漂わせるおばさまが
僕の手にしたバウチャーを見るなり、3番の窓口へ行きなさいと教えてくれました。

僕が確認した限りでは、建物に向かって右側の入口に1番と2番の窓口、
左側の入口に3番の窓口がありました。
チケット事前購入者用の通路は右側(左側は未確認・・・)にあったので、
自分が入ってきたのも必然的に右側。

ということで3番窓口のある反対側へ。
裏側に回る途中、中庭にちょうど背を向ける場所にあった
インフォメーションデスクでバウチャーを見せると、
その余白に署名をするよう促されましたが、引き換えはやはり3番窓口へ。

そこにはもちろん中庭まで続く大行列が出来ていますが、
その人たちに割り込む形でバウチャーとチケットを引き換えなくてはいけません。
日本人にはかなり抵抗のある動作ですが、
前の人が購入し終えて、次の人と入れ替わるタイミングを狙ってみましょう。

あとは窓口のおばさまが事務処理をして
本物のチケットと写真撮影OKを示す
カメラマークのついたシールを渡してくれるので、
受け取ればこれで入場準備完了です。

宮殿の敷地に入ってから、ここまで10分もかかりませんでした。
行列をなしてた人たちも事前に購入しておけば良かったのに・・・と
不思議に思うほど、あっけなく入場できました。
ということで、エルミタージュ美術館を訪れる際はチケットの事前購入を強くお勧めします。

ちなみに入場前には必ず上着をクロークに預けなければならない(無料)ので、
半地下部分にあるクロークへ向かいましょう。
手前ほど預かり荷物が多く、受け付けていない場所もあるので
奥の方の空いてるところを狙った方が無難だと思います。

2014/05/31

ロシア旅行メモ(メトロ編)

海外の都市を旅する時、
旅行者でも気軽に利用できる(であろう)地下鉄。

今回のロシア旅行では
サンクトペテルブルクもモスクワも
地下鉄網が発達していたお陰で、
市内を移動するのに重宝したのですが、
同じ国内でも少しその事情が異なっていたので
こちらでご紹介しておきます。

<サンクトペテルブルク編>
料金:28ルーブル【均一料金】(2014年5月現在)

事前に仕入れていた情報では
「ロシアの地下鉄はロシア語表記だらけで大変・・・」というような
話を聞いていたので、目的地の駅名と
目的地方面の終点の駅名を念入りに予習していきました。

最初に利用した郊外のモスコフスキー駅は
日本の地下鉄駅と変わらない構造で、
地上から階段で地下に降りたあと、改札口を通り、
そこからさらにエスカレーターを下ってホームへ降りるスタイル。

しかもホームに掲示されている駅名には
ロシア語表記の他に英語表記もあって、
路線図や出口案内にも少なからず英語が併記されているので
観光客も安心して地下鉄を利用できる感じでした。

サンクトペテルブルクの地下鉄で驚いたのはその駅の深さ。
中心部の駅は軒並み深く、
直線のエスカレーターなのに、まったく先が見えないほど(汗)。

※写真を撮りたかったのですが、ロシアの地下鉄は
構内も列車も駅出入り口も撮影NG。
しかもエスカレーターの始終点にはブースがあって
係員の人が目を光らせています・・・。

自分も利用したアドミラルティスカヤ駅に至っては
エスカレーターに何分乗っていればいいのか?という疑問が湧くほどだったので
帰国後に調べてみるとまさかの深さ100m超・・・。
この場所を知ってしまうと大江戸線の六本木駅もまだまだ浅いなと思えます(きっと)。

<モスクワ編>
料金:40ルーブル【均一料金】(2014年5月現在)

サンクトペテルブルクからサプサン号という特急に乗って到着した
コムソモリツカヤ駅から早速利用したのですが、
まずビックリしたのは、事前にネットで調べたておいた料金(35ルーブル)が
しれっと40ルーブルに値上げされていたこと・・・。

そして何より困ったのが
駅構内に全く英語表記が見当たらないことでした(本日の最重要テーマ)。
サンクトペテルブルクで英語表記があることに
安心していた自分にとってはまさに青天の霹靂!

乗りたい路線は番号や色で判別できますが、
ホームに行ってから、どちら方面に行く電車に乗るのか、
自分の出たい出口はどこにあるのかが
方向感覚に少なからず自信のある自分でもわからなくなるほど。

かろうじて駅の天井から吊られている掲示に
このホームに到着する電車が向かう駅名が羅列されているので
その中から図形として記憶したロシア語表記と
一致するものを見つけ出すしかありません。

地下鉄に乗ってからも駅名に英語表記がないので
駅の数をカウントしておくのはマスト。
降りてからも、目的地へ向かう出口が全くわからず、
一旦地上に出てみて、街の様子を伺うくらいしか手立てがない状態・・・。

ドモジェドヴォ空港へ向かうアエロエクスプレスに乗る際も
乗り換え駅のパヴェレツキー駅まで移動した後、
ホームの両端に分かれている出口のどちらに行けばいいかがわからず、
とにかく文字が多く書かれた方に出てみようと
エスカレーターを上がってみましたが、見事に勘は外れました。

モスクワ中心部から地下鉄でパヴェレツキー駅を目指す人は
進行方向側にある出口へ向かってください!

結論、”ロシア”の地下鉄ではなく、
「”モスクワ”の地下鉄はロシア語表記だらけで大変」です。

2014/05/18

ロシア旅行メモ(ビザ取得編)

本サイトの方ですでに新しい宿泊記を
アップしているので、お気づきの方もいらっしゃると思いますが
先日のゴールデンウィークを利用して
3泊5日でロシアを訪問してきました。

観光資源に恵まれているにも関わらず、どこか閉鎖的で
誰もが自由に足を踏み入れることを良しとは思っていないないような
旧態依然とした制度が残っているため
いままで僕が訪れた国の中でもズバ抜けて、旅行の準備が大変な場所でした。

特に個人で旅行をすることは、なかなか難しく、
ネットで情報をかき集めなくてはならなかった経験を踏まえて、
せっかくなので、このブログでも
参考となる情報をまとめておきたいと思います。
(目指せワンストップサービス・・・?)

まず、ロシアに入国するにはビザの取得が不可欠です。
(ここでは観光ビザを前提に話を進めます)
いままでもいくつかの国で、ビザを取得する機会はありましたが、
基本的に現地に到着してからビザを取得することが出来るのに対して
ロシアの場合、必ず事前に取得しておかなければなりません。

それは仕方ないとして、そのビザを申請するには
申請書、パスポート、顔写真の他に
現地の旅行会社が発行する「旅行確認書」と
旅行費用が支払済であることを証明する「バウチャー」が必須となります。

ツアーで参加される方ならば、
全てその旅行会社が手配してくれるので、問題ありませんが、
旅行会社を通さず自分で何でも手配したいという人も
必ず国内であれ現地であれ、旅行会社の力を得ないといけない仕組みです。

そこで自分が利用したのは、
ネットでいろいろと調べた結果に辿り着いた
旅行確認書とバウチャーを599ルーブル(約1,800円)で発行してくれる
現地の旅行会社でした。(現在は手数料が12.83ユーロになってます)

自国の事情とは裏腹に、
必要事項を記入して、手数料をカード決済すれば
すぐにメールが届き、旅行確認書とバウチャーが一体となった書類を
これでホントに通用するのかな?というくらい手軽に受け取ることが出来ます。

それを持って、麻布台にあるロシア大使館領事部に行く訳ですが、
必然的に申請と受領で、最低2回は行かなくてはなりません。
その領事部の業務は平日のみ(土日とロシアの祝日はお休み)で、
しかも受付時間は9時30分から12時30分の3時間のみ。

自分はわざわざ半休や年休を取って領事部へ出向きましたが、
ここでポイントなのはロシアの祝日はお休みであって、
日本の祝日は受付業務をしていること。(僕は後で気づきました・・・)
なので、土日休みの方はぜひ祝日を活用してみてください。

ちなみにロシア大使館の周囲には警察官がたくさんいて
モノモノしい雰囲気を醸し出していますが、
正門の右手にある領事部の小さな入口(鉄扉)を入って
右手の階段を上るとビザの申請カウンターがあります。

番号札を取り、順番が来たら窓口に書類を提出します。
書類が受理されるといつ受け取るかを確認されるので、希望日を答えます。
期間によって手数料が決まりますが、2週間後の受け取りであれば無料です。
ただ無料の場合でも、必ず左隣の窓口で黄色の引換券を受け取ってください。
(書類に不備がなければ、申請自体はあっという間に終了します)

逆に受け取るときは黄色い引換券に署名した上で、
もらったときと同じ窓口に差し出せば、ビザを貼ったパスポートを返却してくれます。

ちなみに入国する際はパスポートチェックが2回あると聞いていましたが、
自分が入国したサンクトペテルブルクのプルコヴォ空港では、
自動的に入出国カードをロシア語表記で作成してくれました・・・。
カウンターはその1箇所のみで、入国の手続きは少し簡素化された模様です。

あとは注意点として、プルコヴォ空港についてから両替しようと思っていたのですが、
出口の脇にある銀行に行ったところ、日本円を受け付けてもらえませんでした。
かろうじて1,000ルーブル札を日本で入手し、ホテルまでの車を事前手配していたので
事なきを得ましたが、深夜の到着でバスに乗るような場合は注意してください。

以上、長々となりましたが、ロシア入国にまつわるアレコレを書き綴ってみました。
個人でロシア旅行をされる方にとって少しでも参考になれば幸いです。

2014/05/10

ホテル開業情報(ペニンシュラパリ)

以前から当サイトでも注目していた
ラグジュアリーホテルの聖地ともいうべきパリで
香港を拠点とするアジアのホテルブランド御三家が
いよいよこの夏、顔を揃えることとなりました。

先陣を切って開業したシャングリ・ラホテルパリは
エッフェル塔を眼前に望む絶好のロケーションに、
ほどなくして、ルーブル美術館やヴァンドーム広場が至近の中心部に
マンダリンオリエンタルパリが開業しています。

そしていよいよ凱旋門から放射状に伸びる
クレベール通りの閑静な住宅街の一角に
長い間、開業準備に時間を費やしてきた
ペニンシュラパリが2014年8月1日に開業するとアナウンスされました。

メトロのクレベール駅も近く
シャンゼリゼ通りも徒歩圏というアクセスの良さと
ペニンシュラらしいオリエンタルモダンな
客室のデザインは魅力的です。

パリには泊まりたいホテルが沢山ありますが
またひとつ新たな候補がリストに追加されてしまいました・・・。
なかなか足を運ぶのは難しいですが、
ホテルステイの道に終わりはなさそうです(苦笑)。

<公式サイト>
ペニンシュラパリ(動画)

2014/03/30

マンダリンオリエンタル台北-4

以前からずっと注目をしつつ
なかなか開業が決まらなかったマンダリンオリエンタル台北ですが、
いよいよ6月22日以降の予約を受け付けるというアナウンスが
公式サイト上に掲載されました!

すでに建物自体は完成していた同ホテル。
2012年中にも開業するという話が出ていましたが、
2013年に入ってからも一向に開業の話が出ることもなく
公式サイトのオープンから1年以上を経て、ようやく届いた朗報(涙)。

これで安心して?今年は航空券をキャンセルせずに
台北に行くことが出来ます(苦笑)。

もちろん台湾自体は何度行ってもいいと思うほど
大好きな場所なので、できることなら通いつめたいところですが、
煩悩だらけの僕にとっては、行きたい場所が山ほどありますし、
自分が泊まりたいと思うホテルに泊まることこそが
僕の旅行の醍醐味なので、その場所に泊まりたいホテルがない限り
行っても意味がないのです!(ちょっと大きく出過ぎましたが・・・)

何はともあれ、今年開業する海外のホテルでは
ロンドンのシャングリ・ラと並ぶ僕の中の注目の同ホテル。
秋頃にはレポートできるのではないかと思いますので
いましばらくお待ちください!

<公式サイト>
マンダリンオリエンタル台北

2014/03/16

朝食@リッツカールトン京都

ホームページで先日宿泊した
リッツカールトン京都の宿泊記をアップしました。
ブログではそこで紹介しきれなかった
朝食について追記しておきます。

今回利用した開業記念プラン(朝食付)では
洋食のブッフェと和定食の
どちらかを選べるスタイルになっています。

昼夜は鉄板焼きのテーブルになる
輪島塗のカウンターに並ぶ洋食ブッフェも
もちろん気になったのですが、
ここは京都、やっぱり和食を・・・と思い
僕は和定食をいただきました。

お盆一杯に乗せられてきた食事は
重箱がさらに分かれて、ボリュームたっぷり。
見た目も鮮やかなのはもちろんのこと、
素材の味がしっかり伝わってくるものばかり。



特に地物を使ったという生野菜は
どれもこれも甘みがあって
正直、ブロッコリーやカリフラワーは
そんなに好きじゃないのですが、
本当はこんなに甘かったのか!とビックリするほどでした。

メインディッシュの銀鱈の西京漬けは
前日のランチと丸かぶりでしたが(笑)、
こちらもほどよく脂が乗っていて、
ご飯の進む美味しさでした。

朝からこんなに満足な朝食を食べられるのも
ホテルステイならではの贅沢。
今は宿泊客しか利用できませんが、
この朝食だけを目当てに訪れるのもアリだと思います。

2014/03/06

ホテル開業情報(アンダーズ東京-2)

今年開業するホテルの中でも
特に管理人が注目しているうちのひとつ、アンダーズ東京。
その公式サイトでいよいよ
6月11日以降の宿泊予約受付が開始されました!

アンダーズ東京は、森ビルが手掛ける
環状2号線プロジェクトのシンボル的な存在として誕生する
地上52階建ての高層ビル、虎ノ門ヒルズに入居する
ハイアット系列のブランドで、満を持しての日本上陸となります。

そんなアンダーズ東京の施設の中でも
管理人が特に関心を寄せているのが
最上階の52階に設置される
日本の高層ビルではかなり珍しいルーフトップテラス。

これだけの高層階で
窓に遮られることなく、外の空気を感じながら
景色を楽しめる飲食施設ということで
開業からしばらくはかなり混雑することでしょう・・・。

個人的には開業後しばらくして、
落ち着いた頃に宿泊したいと思っていますが、
本サイトでも宿泊レポートを必ずや掲載する予定ですので
それまでいましばらくお待ちください!

<公式サイト>
アンダーズ東京

2014/03/02

ホテル開業情報(マンダリンオリエンタルボドルム)

マンダリンオリエンタル台北の開業について、
前回のブログで公式サイトの地図に表示されるマークが
開業前のグレーから通常の白に色が変わったと
喜びいさんでいたのですが、
最近またグレーに戻ってしまいました・・・。

その代わりに同じくグレーの
新しい仲間が増えました。
それが恐らく今年開業すると思われる
マンダリンオリエンタルボドルムです。

ボドルムってどこ?という方もいらっしゃるかもしれませんが、
トルコの西南部に位置する、
エーゲ海に面した風光明媚なビーチリゾートで、
同じ地域にはアマンルヤも開業していることから
素晴らしいロケーションであることはお墨付き(と勝手に解釈)。

マンダリンオリエンタルは
2016年を目途にイスタンブールにもホテルの開業を予定しているので
ふたつのホテルを組み合わせた
宿泊プランも用意されるかもしれません。
いつか訪問できる日が来ることを願って、
それまでは公式サイトで仮想宿泊しておきます(笑)。

<公式サイト>
マンダリンオリエンタルボドルム

2014/02/19

ホテル開業情報(マンダリンオリエンタル台北-3)

このサイトで常に動向を気にしていた
マンダリンオリエンタル台北。

いつ開業するのか、やきもきすること約1年・・・。
公式サイトのホテルマップでは
いままでずっと準備中を示す灰色だった同ホテル。

さきほど毎日の習慣で(笑)サイトを見に行くと
何と他のホテルと同様の白色に変わってるではないですか!
しかも、それと同時にホテル名も斜字体ではなくなり、
堂々とOpening Soonの文字までお目見えしました。

いままでと画面構成も少し変わり、
同ホテルの公式サイトの上部に予約画面へのリンクも登場。
・・・ということは予約もできるってこと?
恐る恐るクリックしてみると・・・何と予約も出来る状態になっていました!

予約画面まで進むと、文字だけではあるものの、
各客室の広さや雰囲気も窺い知ることが可能となった訳ですが、
その・・・客室料金が予想以上に強気な設定で
若干腰が引けてます(苦笑)。

それでも昨年、泣く泣く台北行きをあきらめた自分にとっては
やっと台北に行くことができるということで
喜びを噛みしめつつ、ブログをしたためているところです。
あとはこのまま無事に開業してくれることを祈るばかり・・・。

<公式サイト>
マンダリンオリエンタル台北

2014/02/08

ホテル開業情報(リッツカールトン京都)

昨日、当サイトでも注目していた
リッツカールトン京都が遂に開業しました。

場所は旧ホテルフジタ京都の跡地、
鴨川に架かる二条大橋の袂という
ビジネスにも観光にも便利な一等地。

世界遺産の寺社仏閣を擁し、
外国人観光客も多く訪れる京都の街に
先陣を切る形で誕生した
本格的なラグジュアリーホテル。

今後、フォーシーズンズやアマンリゾーツも
京都への開業準備を進めているので
より一層競争は激化しそうですが、
外資系ブランドの少なかった京都に
知名度の高いホテルが誕生することで
海外からの集客もより一層増えていくのではないでしょうか?

もちろん、自分も近いうちに訪問する予定です!
宿泊レポートをアップするまで
いましばらくお待ちください。

2014/01/29

ホテル開業情報(マンダリンオリエンタルバリ)

今朝、何となくいつものように
ホテルの情報をチェックしていたところ・・・
自分にとってはビックニュースが!

マンダリンオリエンタルが2016年末を目途に
インドネシアのバリ島でリゾートを開業するとのアナウンスが
公式ホームページにアップされました!

場所はバリ島南部のパンダワ地区。
180度の眺望が広がる海岸沿いの高台に
ヴィラを中心としたリゾートを建設するとのこと。

バリ島は一度しか行ったことがないのですが、
絶対に再訪したいと思っている場所のひとつ。
そこにマンダリンオリエンタルのリゾートが出来るとなれば
それはもう行くしか選択肢はないということですね?(笑)

MO Lover(マンダリンオリエンタル好きな人※勝手に命名)にとっては
開業がいまから楽しみでなりません!

<公式サイト>
ニュースリリース

2014/01/20

ホテル開業情報(マンダリンオリエンタル台北-2)

昨年から開業がそれとなく
先延ばしされ続けているマンダリンオリエンタル台北ですが、
ホテルのニュースリリースで
2014年の第2四半期に開業予定という
アナウンスが掲載されていましたので、
こちらのブログでもご報告しておきます。

前回、このホテルの開業情報を掲載した際、
9月には開業しているだろうと
タカをくくって、航空券を押さえていたのですが、
開業しないことを悟った時点で
台湾をあきらめ、ベトナムに行き先を切り替えたほろ苦い記憶が・・・。

マンダリンオリエンタルは新規オープンの際に
それほど詳細が伝わって来ないので、
いつオープンするのかヤキモキさせられることが多いのですが、
(いわゆる焦らし上手ってやつですね?)
今年こそは台湾に行って美味しい料理と
癒しの時間を満喫したいので、
どうか去年の二の舞にならないよう、
夏までには絶対に開業させてください・・・と
切に願わずにはいられないのです。

お目当てのホテルが開業しないから、
航空券をキャンセルするって
自分でもどうなのかなぁ・・・と思うのですが
そのあたりはそっとしておいてください(苦笑)。

<公式サイト>
ニュースリリース

2014/01/06

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
平素は当ブログおよびLuxe Hotel Reportを
ご高覧賜り、誠にありがとうございます。

さて、今年の年末年始休暇ですが、
年休を使わなくても9連休が取れるということで
どこかに出かけた方も多いのでは?

普段は年末年始なんて、高いし、混んでるし
面倒くさいし・・・と、旅に出ることを敬遠していましたが、
さすがにこのチャンスを逃す手はない!ということで
少々航空券は高くついたものの
人生初の南米大陸、憧れの世界遺産マチュピチュを擁する
ペルーへと行ってまいりました。
(目標だった30ヶ国制覇も同時に達成しました!)

早速、サイトのトップページは
クスコで宿泊したJWマリオットホテルクスコの
中庭で撮影した画像を掲載していますが、
クスコの他、リマとニューヨークのホテルについても
順次レポートを公開したいと思います。

今年の抱負としては、海外旅行のペースも維持しつつ、
国内のホテルも開業ラッシュを迎えるということで
久しぶりに国内のホテルステイも楽しみたいと思っています。

リッツカールトン京都、アンダーズ東京、そしていまだ謎に包まれたアマン東京・・・。
2014年はホテル好きにとってはエキサイティングな年になりそうです。
皆様、今年も何卒よろしくお願いいたします!