2017/05/21

アマンガニ(客室編)

今回はアマンガニの客室について
本サイトのレポートでは
書ききれなかった部分を
補足していきたいと思います。

客室棟は中央のメイン棟から
左右対称に真っ直ぐ伸びていて
どの部屋からもジャクソンホールの
雄大な大地を見下ろせるようになっています。



以前、ニューデリーのアマンが出来たとき
アマンに初めてエレベーターが出来た!
という話を聞き、確かにそうだよなぁと思っていましたが
3階建てのアマンガニはエレベーターが備わっていて、
あれは間違った情報だったということに
ちょっとだけショックを受けました(笑)。

アサインされた部屋は3階だったので、
バルコニーからの眺めは言うまでもなかったのですが、
2階の客室はより広いバルコニーが備わり、
1階の客室には自由に庭に出られるテラスが付いているので、
一概に3階がいいとは言えず、甲乙つけ難いところ。



部屋のレイアウトは他のアマンと同様
基本的に左右が反転するだけですが、
各階のコーナーにある部屋は
廊下の部分も客室に取り込んでいるので
ベッドルームが広めに取られている違いがあります。
(隣のグランドティトンスイートのお部屋を
ご厚意で実際に見させていただきました)

ドアを開けると左手にベッドルーム、
右手にバスルームとウォークインクローゼットが配置され
バスルームが部屋の半分を占めているのが特徴的。
クローゼットはオープンなものと
扉のついたものが両方用意されていました。



バスルームには大きな窓を持つバスタブと
その左右にシャワーブースとトイレがあり、
どちらも窓があるので、トイレからの眺めも素晴らしいです(笑)。
洗面台は対になっていて、片側の一方に
エスプレッソマシンが所在気なく置かれていました。

通常、洗面台のカウンターは
台座の部分が平面に対して垂直になっているので
どうしても膝が当たったりする場合があるのですが、
ここの洗面台は斜めになっているので
足元がスッキリしているのがいいな、と感じました。



一方、ベッドルームの方は
外廊下側の壁にヘッドボードが設置され、
ベッドが窓に正対しているスタイル。
ベッド周りには後付けと思われる
電源のオンオフが可能なタップがあり、充電には困りません。

部屋に備わっている暖炉は
疑似炎ではなく、ガスで本当に火が入ります。
朝晩は冷え込むので、重宝しましたし、
炎の揺らぎを見てるだけでも癒されます。



そんな暖炉を見つめるソファには
オオカミのフェイクファーで覆われた
クッションが付いているのですが、
この手触りが何ともたまりません。
いつまでもずっと触っていたい触り心地でした。

アマンガニのある山稜からは
グランドティトン山も見られるロケーションなのですが、
北側のコーナーにある部屋からしか見ることが出来ません。
テラスも整備されていますが、とてもひっそりとしています。



普通であればグランドティトン山に向けて
リゾートを建てそうなところですが、
プール、ロビー、客室とあらゆる場所から俯瞰するパノラマは
ずっと見ていても飽きることのない眺めです。
敢えてこちら側を選んだ、ゼッカー氏の感性と審美眼には
ただただ感服するばかり・・・。

最後にこちらに宿泊された際は
ペットボトル代わりに水を補給するロゴ入りのタンブラーと
ハイキングには持って来いのリュックサックが用意されていますので
持ち帰るのをお忘れなく。

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